ツヨポンのお薦め愛妙〜Episode21〜
ツヨポンのお薦め愛妙第20弾は2005年6月、スペイン第2の都市BalceronaのGran Teatro Del Liceuでの公演。
舞台と時代の設定は第二次世界大戦前の北イタリアの工業地帯と思しき街のアパートかマンション前。ネモリーノはその建物1階の新聞スタンドの店員。ネモリーノ役はかのRolando Villazon。彼は2005年4月にウィーン国立歌劇場の“L'elisir d'amore“でネトレプコと共演していて、2ヶ月間で同じ役を2箇所で演じたことになる。この公演でも同じように“Una furtiva lagrima“にアンコールがかかっている。ネモリーノ、嵌まり役だったんだろうなぁ。こちらの方が感情を抑えて固く歌っているような気がするけど演出家の指示かな?
原作の麦刈りの農民たちがこの作品では工場労働者、女性たちは女性工員や主婦たちという設定で、工員たちはヴェストやサロペットを着て頭にはハンチングハットを被っている。これが結婚式のシーンではスーツにソフトの中折れ帽でドレスアップしてくるから結構おしゃれな人たちだね。やっぱりハンチングって20世紀初頭の街の人たちが普段着に合わせてるイメージだなぁ。
ベルコーレと守備隊の兵士たちはムッソリーニの親衛隊、黒シャツ隊風だけど、この制服が第二次世界対戦直前をイメージさせるのかも知れない。そこが狙いかな?
https://youtu.be/HUdYq_2E8QY?si=LGzXzZk5vWZ8hR__
公演まで約2週間。10月26日に(日)は長崎ブリックホールで僕たちの「愛の妙薬」を是非見に来てください。
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