ド素人合唱団員(その18)   女性の口説き方


 

水曜日担当バスパートの今村です。。

9月になっても毎日暑いですね。体調はいかがでしょうか。暑い日はブナの木の木陰で休むことをお勧めします。きっと暑さを和らげてくれることでしょう。

今回は、軍曹ベルコーレがアディーナをどのようにして口説いたかを分析してみました。

 ベルコーレがアディーナに花束を渡すとき「パリスがリンゴを渡したように」と歌いながら花束を渡します。これはギリシャ神話の中にある「パリスの審判」が元になっています。「パリスの審判」とは、トロイの王子パリスが三人の女神のうち最も美しい女神に「黄金のリンゴ」渡す話です。

ベルコーレの口説き文句と花束にジャンネッタもアディーナも村の女性たちも「なんて紳士なの」とうっとりします。

 さらに、ベルコーレは、俺は女声に人気があり、軍曹という地位であることをアピールし、女性たちの心を揺さぶります。そして、ローマ神話に出てくる軍神マルスがキューピットによって愛と美の女神ヴィーナスと結ばれる話を持ち出し、最後に武器を捨てて「降参しなさい。」「降参しなさい。」と口説きます。

普通の女性ならこの辺で「降参」なんでしょうけれどしたたかで賢い女狐アディーナはそう簡単には行かないのでした。

  ベルコーレの女性の口説き方を整理するとまず、教養や知性を持ち出し、プレゼントを渡し、女声からモテていることや、社会的な地位をアピールする。そして結ばれる運命であるかのようにイメージさせ、最後はちょっと強引に迫る。

男性の皆様、ベルコーレの女性の口説き方を参考にして試みてはいかがでしょう。

 ちなみにベルコーレは最後にふられてしまいますが・・

 純粋な愛にはいかなる口説き文句もかなわないのです。

 

 

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