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本番まで1ヶ月を切りました!

  ピアノ・橋口です。 オペラ「愛の妙薬」の公演まで1ヶ月を切り、練習にも熱が入ります。 私は今、「愛の妙薬」と1ヶ月半後に控える発表会の生徒さん達の曲、講師演奏の曲で頭の中がカオスなのですが、こんなにも音楽に溢れる生活を送れて幸せでもあります。 ふとした時に出てくる鼻歌は「愛の妙薬」率が高いです。 ピアノの私ですらそうなので、団員さん達はもう、毎日が「愛の妙薬」の音楽で溢れているのではないかと思います。 本番はオーケストラの演奏なので、ピアニストの役目は本番前日まで。 私は残すところあと2回の練習予定なので、あと2回か…と少し寂しい気持ちです。 合唱団のピアニストを始めて10ヶ月ですが、その半分は「愛の妙薬」と共に進んできたと言っても過言ではありません。 グループLINEでは、日々皆さんが個人的に勉強したことを皆で共有したり、作成した小道具の写真がアップされたり、舞台メイクの研究がされたりと、今回のオペラに対する熱い想いが伝わってきます。 歌や演技の練習だけではないのです。 これほどエネルギーを注いで頑張れることがあるって、とても素敵だなと思います。 皆さんの本番の大成功をただただ祈ります。 チケットは続々と売れていますが、まだお席はございます。 ぜひ、10月26日(日)はブリックホールへお越しください!!   オペラ「愛の妙薬」 絶賛チケット販売中です! 良い席はお早めに・・どんどんご予約を頂いております。 こちらからお入りください #オペラ「愛の妙薬」 #長崎居留地合唱団 #ベネックス長崎ブリックホール

ツヨポンのお薦め愛妙〜Episode19〜

 金曜日担当、長崎居留地男声合唱団Baritono、通称ツヨポンです。  ツヨポンのお薦め愛妙第18弾は2024年11月23日、南イタリアのサレルノ(Salerno)市立ジュゼッペ・ヴェルディ劇場(Teatro Municipale “Giuseppe Verdi”)での公演。サレルノ音楽院ジュゼッペ・マルトゥッチ(Giuseppe Martucci)の24/25年度の開講式のイベントとして上演された物です。出演者は劇場の芸術監督によって選ばれた音楽院の学生で構成され、音楽院のオーケストラと合唱団だそうです。指揮者も若いけど学生かなぁ?皆んな若いから溌剌としてるなぁ。  場所と時代の設定は海辺の街の会場に相応しく農村ならぬ漁村でMietitore 達はPescatori(漁師達)、守備隊の兵隊達もセーラー服の水兵達、女性達の服装見てると20世紀後半かなぁ?  動画の長さが少し短い上に開演前に主催者達の顔出しが長いから本編短いのかなと思ったら全一幕で2幕冒頭の結婚披露宴のシーンが割愛されている。映像の編集かなとも思ったけどそんな演出の舞台みたいだね。  この劇場のオーケストラピットもちょっと変わっていて舞台の下に潜り込んでいる。ちゃんと聴こえてるんだろうか?  https://www.youtube.com/live/h6uuZfT2pwE?feature=shared 10 月 26 日(日)は長崎ブリックホールで僕たちの「愛の妙薬」を 是非見に来てください。 オペラ「愛の妙薬」 チケット絶賛販売中です! 良い席はお早めに・・どんどんご予約を頂いております。 こちらからお入りください

ド素人合唱団員(その19)   世界遺産の丘

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  水曜日担当バスパートの今村です。  秋分の日が過ぎ、今日から夜の時間が昼より長くなります。いよいよ秋です。  私たち合唱団は、長崎外国人居留地を中心に活動しています。この長崎外国人居留地には 2 つの世界遺産の構成資産である建物が隣り合わせに建っています。 1 つは 2015 年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の旧グラバー邸です。もう 1 つは 2018 年世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の大浦天主堂です。   トーマス・グラバーはスコットランド出身で 1859 年 9 月 19 日に 21 歳で来日し、幕末から明治初期にかけて活動し日本の産業革命と近代化に大きな影響を与えました。大浦天主堂は 1865 年に完成し現存する日本最古のキリスト教建築物です。正式名称は、「日本二十六聖殉教者聖堂」です。西坂の丘の二十六殉教者に向かって建っています。グラバーが大浦天主堂で礼拝したかどうかは分かりません。   大浦天主堂は国宝でもあります。「国宝」つまり「国」の「宝」なのです。独特の建築様式とステンドグラスは本当に美しく、また礼拝の場として荘厳さがあって圧倒されそうです。また「信徒発見」つまり潜伏キリシタン発見の場所として歴史的にも意味のある場所です。   9月 20 日に始まった第 30 回長崎居留地まつりでは、グラバー園内でトーマス・グラバー顕彰式が長崎市長をはじめ多くの来賓をお招きし行われました。そこでキッズコーラスも我々男声合唱団も女声合唱団オルテンシアも合唱でこの式典を盛り上げました。   同じ日 20 日の午後は大浦天主堂でキッズコーラスが歌い、 21 日の夜は大浦天主堂で合唱団の指導者原さとみ先生やピアニスト寺谷陽子さんが所属するアールヴィヴレによる演奏行われました。素晴らしいソプラノの歌声とピアノ、バイオリン、チェロの音色が荘厳な教会の中で広がり、満員のお客様も私も時が経つのを忘れるくらい引き込まれました。 この場所で、いつかは合唱団みんなで歌いたいものです。   私たち合唱団が活動している東山手、南山手の丘には、外国人が遺した学校や歴史的な建築物や文化財が点在し、オペラ「蝶々夫...

ツヨポンのお薦め愛妙〜Episode18〜

  金曜日担当、長崎居留地男声合唱団Baritono、通称ツヨポンです。  ツヨポンのお薦め愛妙第17弾は2021年2月28日、メキシコ🇲🇽の首都メキシコシティのPalacio de Bellas Artes(ベジャス・アルテス宮殿での公演。ここは国立劇場と国立近代美術館を併設するメキシコで最も重要な文化施設だということです。メインキャストはネモリーノ役のRamòn Vargas(ラモン・ヴァルガス)1960年メキシコシティ生まれの…えっ、61歳? 「世界三大テノール」パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスの後を継ぐ「ポスト三大テノール」の一人と評されている人らしい。確かにUna furtiva lagrima (人知れぬ涙)は素晴らしくて拍手喝采が絶えず公演中にも拘らずアンコールが掛かっている。歌に誠実さが滲み出ているなぁ。  衣装等はスペイン語圏だからかバスクの雰囲気は出ているようだけど、やっぱり中南米感が強いかも知れない。  この劇場のオーケストラピットめっちゃ深くない。ちゃんと聴こえてるんだろうか? それにしても2021年なのに画像はアナログ画角⁉︎  メキシコはデジタル化遅れてるんだろうか? https://youtu.be/oJ9Un7bIrqE?si=Lx0vFbdXLjF5hGD8 10 月 26 日(日)は長崎ブリックホールで僕たちの「愛の妙薬」を 是非見に来てください。 オペラ「愛の妙薬」 チケット絶賛販売中です! 良い席はお早めに・・どんどんご予約を頂いております。 こちらからお入りください #オペラ「愛の妙薬」 #長崎居留地合唱団 #ベネックス長崎ブリックホール

ド素人合唱団員(その18)   女性の口説き方

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  水曜日担当バスパートの今村です。。 9 月になっても毎日暑いですね。体調はいかがでしょうか。暑い日はブナの木の木陰で休むことをお勧めします。きっと暑さを和らげてくれることでしょう。 今回は、軍曹ベルコーレがアディーナをどのようにして口説いたかを分析してみました。   ベルコーレがアディーナに花束を渡すとき「パリスがリンゴを渡したように」と歌いながら花束を渡します。これはギリシャ神話の中にある「パリスの審判」が元になっています。「パリスの審判」とは、トロイの王子パリスが三人の女神のうち最も美しい女神に「黄金のリンゴ」渡す話です。 ベルコーレの口説き文句と花束にジャンネッタもアディーナも村の女性たちも「なんて紳士なの」とうっとりします。   さらに、ベルコーレは、俺は女声に人気があり、軍曹という地位であることをアピールし、女性たちの心を揺さぶります。そして、ローマ神話に出てくる軍神マルスがキューピットによって愛と美の女神ヴィーナスと結ばれる話を持ち出し、最後に武器を捨てて「降参しなさい。」「降参しなさい。」と口説きます。 普通の女性ならこの辺で「降参」なんでしょうけれどしたたかで賢い女狐アディーナはそう簡単には行かないのでした。    ベルコーレの女性の口説き方を整理するとまず、教養や知性を持ち出し、プレゼントを渡し、女声からモテていることや、社会的な地位をアピールする。そして結ばれる運命であるかのようにイメージさせ、最後はちょっと強引に迫る。 男性の皆様、ベルコーレの女性の口説き方を参考にして試みてはいかがでしょう。  ちなみにベルコーレは最後にふられてしまいますが・・   純粋な愛にはいかなる口説き文句もかなわないのです。     10 月 26 日(日)は長崎ブリックホールで僕たちの「愛の妙薬」を 是非見に来てください。 オペラ「愛の妙薬」 チケット絶賛販売中です! 良い席はお早めに・・どんどんご予約を頂いております。 こちらからお入りください #オペラ「愛の妙薬」 #長崎居留地合唱団 #ベネックス長崎ブリックホール  

ツヨポンのお薦め愛妙〜Episode17〜

    金曜日担当、長崎居留地男声合唱団Baritono、通称ツヨポンです。  ツヨポンのお薦め愛妙第16弾は2005年4月16日アフリカ大陸西端の沖に位置するスペインカナリア諸島州の州都、グラン・カナリア島Las Palmas(ラス・パルマス)のTeatro Cuyásでの公演。  主役のネモリーノ役は現代最高のテノールと称されるJuan Diego Florez(ファン ディエゴ フローレス)、ペルー出身の52歳。この公演時は100年に一人のテノールとしてまさに売り出し中の脂の乗り切ってきた時期ではないだろうか?伸びやかなハイトーンを響かせでいる。Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)には暫く拍手が鳴り止まなかったけどアンコールまで行かなかったのはまだウィーンのヴィラゾン程の人気ではなかったという事かな。  舞台の時代設定はよく分からないがベルコーレの守備隊の制服は近代的と言うより現代風。ドゥルカマーラたちは蒸気自動車でやって来る。19世紀初頭に実在はしていただろうけどまだ個人が行商の旅に使う事はまず無かっただろう。ドットーレの服装も見た目は20世紀初頭だろうなぁ。村人たち、特に男性の衣装は珍しくてスペインの民族衣装として出てくるものと似ているが、バスクの農民には見えないなぁ。カナリア諸島の民族衣装かな?  一幕の最後で村人が静止して背景と同化して歌うCoro staticoからソリストと合唱が一気に加速(stretta)して絡み合って大団円を迎えるConcertatoが素晴らしかった。見習いたいね。 https://youtu.be/vmjiCO9WoNQ?si=UAEsZbrNnprG2pGX 10 月 26 日(日)は長崎ブリックホールで僕たちの「愛の妙薬」を 是非見に来てください。 オペラ「愛の妙薬」 チケット絶賛販売中です! 良い席はお早めに・・どんどんご予約を頂いております。 こちらからお入りください #オペラ「愛の妙薬」 #長崎居留地合唱団 #ベネックス長崎ブリックホール