~祈りの光~「あの空に」

T1阿野です。今年も8月9日を迎えました。それは戦争のない平和な時を願う祈りの時でもあります。


 平成7年の被爆50周年記念 合唱曲として制作されましたのが「千羽鶴」です。そして今年2025年、被爆80周年記念 合唱曲として長崎居留地合唱団によりレコーディングされましたのが「あの空に」となります。この曲は長崎が生み出した作曲家 小松真理さんが作詞作曲をされました。ここに小松さんご自身で書かれた記事がございますのでご紹介させていただきます。

 この曲は、被爆10周年(1955年)に作られた「平和記念像」が70年間見つめ続けた長崎を描いています。被爆体験者が少なくなっていく中、繰り返してはならない戦火を語り継ぐと共に、今ある平和、今ある自然をこれから先も繋いでいく事が必要だと感じています。 長崎の美しい海、美しい空を守り、伝えて行くために、長崎が最後の被爆地であるために、歌いやすいメロディと覚えやすい歌詞に思いを込めました。8月9日だけでなく、平和について考え、これからの「あの空」に歌声を届けてほしいと思います。

♫「あの空に」歌唱のポイント
原爆の惨禍は、二度と繰り返してはならない人類の悲劇ですが、この歌は、夏の抜けるような青空へ向け、明るく歌っていただければと思います。

作詞・作曲 小松真理



合唱とオペラの丘プロジェクト(居留地合唱団のホームページ)こちらです。

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