ド素人合唱団員(その15) リハーサル
水曜日担当バスパートの今村です。月曜日に阿野さんが投稿されましたが、重ねて先週3日間行われたリハーサルについて書かせていただきます。
8月22日~24日の3日間東京より演出家の馬場紀碧先生、マエストロの竹内聡先生、ジャンネッタ役の川上真澄さんに長崎に来ていただき、本番を想定したリハーサルを行いました。
初日は、マエストロ竹内先生の指揮による合唱の練習でした。短い音符を伸ばして歌ったり、休符があるのに続けて歌ったり。いつの間にか我流になっていることに気が付きました。今一度、楽譜通り正確に歌う練習をしなければなりません。
2日目3日目は実際のステージを想定しての練習でした。今回馬場先生から言われたことで最も印象に残っていることは、「どんな演技で歌うよりも正確に歌った方がずっと雄弁です。」と言われたことです。大切なのは演技ではなく歌なのです。全身を使って歌を伝えることが私たちの役目です。正確に歌えないために自信なく歌っている人や、まだ暗譜ができないために自信なく歌っている人もいるようです。それでは、全身を使って自信を持って歌うことはできません。また、本番までに暗譜ができれば良いというものではありません。早く暗譜ができるようになり、身体全体を使って正確に歌えるよう、何度も何度も繰り返し練習し自信を持って歌えるようになることが大切です。
それから、「歌い出したら歌に集中してください。」とも言われました。そのために大切なことは、指揮者を意識すること。バラついては合唱になりません。客席を見たり、主役を見たりしながらも指揮者の振るタクトを視界の中に入れて歌うこと。そうすることで正確な合唱になるはずです。
チケットの売れ行きは好調です。当日は、たくさんのお客様が時間もお金も使って観に来られます。本番まで残り2か月。あと何回全体練習できるでしょうか。「ド素人」などと言い訳はできないのです。
たくさんの宿題をいただいたこの3日間でした。馬場先生は「正確に歌った方がずっと雄弁です。」と言われました。それは音楽そのものにその力があるからです。天才作曲家ドニゼッティはオペラで演者の動きまで想定して楽譜を遺しているのだそうです。しかも約200年も前に!! 次回のブログは楽譜について書いてみたいと思います。
10月26日(日)は長崎ブリックホールで僕たちの「愛の妙薬」を是非見に来てください。
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