ド素人合唱団員(その5) 暗譜
水曜日担当、バスパートの今村です。
今回は、「暗譜」(あんぷ)について書かせていただきます。
合唱団が歌っている姿を思い描いてください。・・・
おそらく合唱団員は皆、手に楽譜を広げて歌っている姿が思い描かれるのではないでしょうか。そんなイメージがありますよね。ところが我が合唱団は基本的にすべて「暗譜」で歌います。つまり楽譜を持たずに歌うということです。
楽譜を持たずに歌うということは、楽譜や歌詞を覚えて歌わなければならないということになります。前回、練習について書かせていただきましたが、練習日以外でも練習している理由は、覚えなければならないからです。
楽譜を持たずに歌うことで、我々の目線は客席の方に向けられます。そして悲しいときは悲しい表情で、楽しいときは楽しい表情で歌います。姿勢が良いので立ち姿もきれいです。つまり聴かせるだけでなく、魅せているのです。・・・(私は魅せられたから入団したのです。)
普段の合唱以上にオペラ「愛の妙薬」では様々な場面が展開します。悲しい場面や、楽しい場面など、場面によって私たちは悲しい顔をしたり楽しい顔をしたり、表情を変え、仕草を変えながら歌います。歌も難しいですが、この表情や仕草で表現するところがまた難しい。
我々合唱団員の多くが村の農民の役を演じます。皆脇役ですが、重要な役割です。ストーリーの展開に応じた団員一人一人の表情や仕草がオペラ全体の雰囲気を作り出して行くのです。
10月26日(日)は長崎ブリックホールで「愛の妙薬」
是非見に来てください。
オペラ「愛の妙薬」
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